天井のつけ方
天井を形成する場合、戻り高値からネック・ラインまでの値幅は、それまでの上げ過程で現れた調整幅が目安になります。
それまでの上昇幅が大きく、上昇過程での調整幅が短いときは、上げ幅の38.2%押し前後までの下げ幅も目安の1つになります。
これらのポイントで止まらず、一気に上げ幅の50%押し以下(61.8%押しまで)へ下げるときは、再度反発して天井型を作るのではなく、押し目をつけた後の反発が下げ途中の値幅の大きな自律反発となって、天井と見られる戻り高値まで届かずに下げるパターンとなります。
61.8%押しまで下げた後、戻り高値まで届くなら、その上げは天井型を作る動きではなく、戻り高値を超えて、さらに一段高を目指す動きになる公算が大きいと予想できます。

東京灯油先限の最近の下げは、まだはっきりとした天井型を形成していません。値幅の大きな上昇局面が変化する過程では、多くの市場参加者が天井だと確認できる動きが現れます。
今後、そういう動きが現れるとするならば、ネック・ラインになる下値の目安には、08年3月12日〜24日の調整(7740円下げ)と同程度になる102790円07年7月9日〜8月29日の調整(13010円下げ)と同程度になる97520円、07年1月から08年5月までの上げ幅の38.2%押し86610円などが挙げられます。
本日の反発は102590円の地点からの上昇です。この上げが天井型を形成する動きにならないなら、その後は97520円前後まで下げる可能性が出てきます。
ただ、これまでの上昇の流れを止めるような天井に相応しい大きさという意味では、最近の下げ幅だと役不足なので、5月の戻り高値付近が大天井になるとするならば、本日の反発が戻り高値を試す動きにならず、今後、さらに下値を掘り下げる動きになると見ておくことができます。
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