共通する市場との比較で売買サインのダマシを判断する
 
19日のシカゴ大豆期近は、抵抗1296セントで上値を抑えられる格好で上ヒゲの長い線をつけています。一般的なテクニカル分析の見方で言えば、最近のレンジ上限で上値を抑えられて、目先の価格が反落するという見方ができます。

一方で、上ヒゲがダマシになれば、それが強さを確認する動きになるという見方もできます。強い反落サインは、強弱の分岐点で現れて、それがダマシになることで、その方向への動きを確認するパターンがよく見られます。筆者は経験則から今回のようなケースなら後者のパターンの方を有力視しますが、経験則というあいまいなものではなく、他の市場の値動きと比較して強弱を判断するということもできます。



シカゴ・トウモロコシ期近は、8月15日の下げが一時的な調整で終わり、上げが勢いづいたばかりです。まだ強い反落サインもつけていません。目先はジグザグの値動きを経過しながら上昇するか、上昇が勢いづくかのどちらかの展開が考えられます。


最近まで似た展開になっていた両銘柄が目先、急に反対へ向かうとは考え難いので、シカゴ・トウモロコシ期近の上げが勢いづくという前提があるなら(常に両市場でそういう見方が成立するわけではありません)、シカゴ大豆期近は強気に推移する可能性があると予想できます。

大豆、トウモロコシ共に、本日の夜間取引で価格が上昇しています。明日以降、シカゴ大豆期近の反落サインがダマシになるなら、次はそれがシカゴ・トウモロコシ期近の買いやすさを誘うかもしれません。