反転した値幅の違いは流れの変化を示す
一定の流れができている場面での価格の調整は、それまでの流れを継続しているなら、それまでの流れの中で現れた調整幅が目安になります。
調製の幅が突然大きくなる場合、その理由として考えられるのは、それまでの流れが変化したということです。変化には、比較的短い期間の流れだと見られる動きが、長い期間の流れを意識できる状況になる、あるいは反転前の高値、安値でそれまでの流れが終わっている、天井型、底入れ型を形成しているなどが考えられます。このような変化のきっかけにならなかったとき、次に考えられるのは、その流れが人気化していることによって作られているものではなく、たんに時間の経過を待っている動きに過ぎないということです。
円・ドル相場は、9月8日に急激に円安へ振れて、(それまでの反転幅よりも大きくなったことで)8月15日以降の円安の流れの変化を示しています。
次に考えられる展開には、
「8月15日以降が9月8日の円安を2波目の調整とした5つの波のパターンを作る」
「9月5日に円高の流れが終了して、新たな円安局面へ入る(底入れ型を形成してから動き出す場合もあります)」
「8月15日以降が全体で天井型を形成する」
「上下どちらかへ動き出すきっかけをだらだらと待って時間を経過する」
などが挙げられます。
円・ドル相場の9月は、10月以降の流れの分岐点になる動きが現れやすい時期です。そのような時期に変化を現す動きになったので、だらだらとジグザグに方向感のない流れを作る展開を考え難いので、目先の動きには注意が必要です。
8月以前の円安の流れを考慮すると、8月15日以降が天井型を形成中という見方を考え難いので、今後は円安、円高のどちらかの流れがはっきりする動きになると予想できます。

|
|
|
|