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  江守哲の今日のひと言
 
上席ストラテジスト
江守 哲


住友商事、外資系メタルディーリング会社を経て、2000年より現職。日本で最初の「コモディティストラテジスト」として活躍中。2004年からの原油価格の高騰、2005年のドル高など、的確な分析で実績を挙げている。

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May 31, 2007
今後一ヶ月間の株価には楽観的!

 今日は天気予報では雨が降るといっていたような気がしますが、とてもよい天気になっています。雨が降らずにこちらはありがたいのですが、逆だと怖いですよね(笑)。最近は急に天気が変わることが多く、すでに夏場のような状況ともいえます。マーケットもそうですが、気が抜けないですね...。

 さて、今日のマーケットですが、目立ったのは株価動向ですね。日経平均株価は300円近くも上がりました。直近の高値も抜けましたし、これで次のターゲットが今年2月に付けた18300円と明確になりました。もっとも、今回はこれが通過点になる可能性が高そうです。すでにこのコーナーや株式市場新聞の毎週水曜日付けのコラムでも繰り返していることではありますが、まずは6月末から7月初めにかけて18950円まで上昇するというのがサイクル面・値幅面から見た妥当な見方であると考えています。もっとも、そこまで上げた後は再び調整が入るでしょう。そのあとは3ヶ月ごとに500円ずつ上昇して、年末時点では2万円を付けているというのがシナリオです。これはあくまで過去のデータを基にした統計分析をベースにした予測ですので、実際にはズレもあると思います。しかし、米大統領選挙前の日本株は過去総じて堅調だったことを考慮すれば、楽観的になってもよいと考えています。チャートも下値を切り上げながら高値を更新するよい形ですので、この一ヶ月は大いに期待してみたいと考えています。

 今晩は久しぶりに多くの方々と一杯やることになっています。初めて会う方も多いので、楽しみですね。違う業界の方々とお会いすると刺激にもなりますし、楽しい時間を過ごすことが出来ます。常にマーケットのことばかり考えていると行き詰ってしまいますし、リフレッシュも必要ですね。

 早いもので明日はもう金曜日です。特に今週は月・火曜日は出張でいませんでしたので、余計に曹感じます。来週は6月6〜8日は再び中国に出張しますので不在にします。その期間のこのコーナーとモーニングレポートはお休みしますので、あらかじめご了承ください。明日は毎週レギュラー出演している「ストックボイス」に電話出演します。時間は8時35分ごろです。インターネットで見ることができますので、お時間がある方は是非ご覧ください。


May 30, 2007
中国のゴム相場への関心は...!?

 上海で開催された第4回上海デリバティブ・マーケット・フォームにゲストスピーカーとして参加してきました。総勢500人ほどが参加していた模様で、私は午後の分科会でゴム市場に関する講演をし、さらにパネルディスカッションでパネリストとして再度壇上に上がりました。分科会はメタル、石油、ゴムの三つの市場に関して別々の部屋で開催されましたが、ゴムの参加者が少なかったのは少し残念でした。一方でメタルの方には会場いっぱいに人が入るなど、中国でのメタル市場に対する興味の強さを目の当たりにしました。私は東京工業品取引所での市場参加者の動向、とりわけファンド筋に関する講演を行いましたが、参加者の興味が高かったのか、パネルディスカッションでは私に質問が集中してしまいました(他のパネリストの方には本当に申し訳ない感じでした)。今回の講演およびパネリストとしての発言については、個人的には大変満足がいくものになりました。これまでの講演のなかでも一番上手くいったかもしれません。来週は中国・青島で開催されるゴムのフォーラムで講演をします。ゴムに関する情報をさらに得ることが出来ると思いますので、これを投資戦略の決定につなげられればと考えています。

 今回はゴムのフォーラムに参加するだけでなく、いろんなところも見てきました。上海在住で現地の会社と合弁で自動車販売会社を経営している友人からはいろいろな話を聞けましたし、友人の奥さん(上海の方です)からは、現地の熱狂的な株式投資の生々しい話も聞けました。このネタはいろんなところで使えると思っていますので、小出しにしていこうと考えています(笑)。正直なところ、上海での株式投資熱はちょっと異常な感じですね。これをどのように評価するかは難しいところですが、私の感覚では普通ではないといわざるを得ません。しかし、いくところまでいかないとつぶれないのがマーケット。まだしばらく熱狂が続くのかもしれません。

 さて、今日のマーケットですが、上海に行ったこともあり、ゴム相場の動きに注目していました。寄り付き後は大きく下げていましたが、安値から戻しているところを見ると、押し目を買いたい動きはまだまだ活発なようです。300円が重要であることは市場関係者が全員わかっていることですので、まずはこの水準を早い段階で超えることができるかどうかです。あと、原油相場が下げ始めていますね。特にブレント原油の急落は大きな意味を持っていると思います。また、NYME・RBOB相場も暴落していますし、方向性がちょっと違う感じになっているように思います。会員向けのレポートではくどいほど繰り返してきたことですが、私が想定していた方向に向かっているように見えます。まだ答えをだすのは早すぎますが、相当の警戒を持ってマーケットを見ていった方がよさそうですね。6月は重要な月になりそうです。


May 25, 2007
やはりゴム相場は強いのか...!?

 今日は比較的強い雨が降っていますね。特に昼ごろはかなり強く降っていました。明日から出張なので、雨は降ってほしくないのですが、こればっかりはどうしようもありません(雨が降っていると離陸のときに揺れますからね...)。今回の出張先である上海はかなり暑いようです。今回のスケジュールは最近の出張に比べると比較的楽ですが、フォーラムでの講演がありますし、参加者との情報交換などもありますので、しっかりといろんな話を聞いてきたいと考えています。

 さて、今日のマーケットですが、プラチナ相場が2日連続で下げてしまいましたね。これはあまりよい兆候ではありません。海外市場が週末から3連休になりますし、今晩のマーケット動向は特に気になりますね。東京市場では4900円を維持しましたが、そのこと自体にはあまり意味はないと考えています。もう少し調整余地もありそうですので、来週中に底打ちできるかどうかに注目していきたいと考えています。一方、ゴム相場の今日の動きはすごいですね。メタルなどが売られたことで大きく下げていましたが、大引けでは前日と同じ水準にまで戻して引けています。安値からの戻りは相当なものですので、押し目買い意欲がかなり強いと言わざるを得ません。300円を何度もトライして失敗していますが、逆に超えると大相場に発展する可能性があります。いまはまだ他の銘柄の助けが必要ですが、それらの銘柄自体がいまは軟調な状況にありますので、ゴム独自の材料で上昇する必要があることを念頭に入れておく必要がありそうです。

 来週28日は上海先物取引所主催のフォーラムでゴム市場に関する講演を行います。そのため、28日と29日はこのコーナーとモーニングレポートはお休みします。ちなみに、28日は米国市場・ロンドン市場ともにお休みです。フォーラムはこの日程に合わせて行われるということですね(欧米からの参加者も多いようですから)。30日から通常通りとなりますので、あらかじめご了承ください。

 それではよい週末を!


May 24, 2007
そろそろ方向性が見えてくるころ...

 今週も早いもので明日を残すのみです。来週に入ると6月に入りますね。以前にもお話したと思いますが、5月までくれば、今年の残りの期間のマーケットの方向性はかなり明確に見えてきます。ほとんどの銘柄で方向性が見え始めていますので、かなり安心して投資できる状況にきていると言えそうです。「コモディティ投資戦略マンスリー」レポートなどでも何度か解説しましたが、ブルパターンとベアパターンをしっかり分けて見ていくと、長期的な投資では上手くいくことが多いと言えそうです。すでに多くの銘柄について解説してきましたので、過去のレポートを参考に今年のパターンを見つけ出し、投資戦略の構築に役立てていただければと思います。

 さて、今日のマーケットですが、プラチナ相場は一進一退の動きになっていますね...。海外市場では上昇期待が強いように思いますが、やや疲れも出てきているのでしょうか...。5000円というひとつの節目が重くなっているのはやはり気になります。明日は週末ですが、反発できないようだと来週はもう少し大きな調整になるかもしれませんね。明日のマーケットは注意してみてみましょう。一方、ゴム相場は今日も堅調でした。上昇に向けて着実に上げてきている感じです。300円の節目は今月の最低ラインとしてきましたが、とりあえずここまでは想定通りです。これを抜けると本格的な大相場になるのでしょうが、そのような動きになるかどうかも今月の動きである程度見えてくるのかもしれませんね。こちらも明日のマーケット動向に注目したいと思います。

 これ以外で目立つのは大豆と石油ですね...。いずれも極端な買われすぎの状況にあるようです。これらの銘柄については、レポートでも繰り返し同じことを申し上げてきましたが、さすがにそろそろ反応してもよさそうです。これだけしつこく高い状況にあるのも珍しいのですが、このような値動きになった後の動きはお決まりのパターンですから、やはり注意が必要です。ゴムも実は買われすぎです。できれば、一旦高いところで手仕舞いし、利益を確定してから次の動きに入った方がよさそうです。パラジウムも同じですね。

 明日は毎週金曜日恒例のストックボイスに出演します。8時35分ごろの出演になります。インターネットで視聴できますので、是非ご覧ください(ただし、電話出演です)。また、来週は28日と29日は海外出張のため、モーニングレポートとこのコーナーはお休みします。夕方配信している投資戦略レポートは通常通り配信します。あらかじめご了承ください。


May 23, 2007
コモディティ市場に参加する欧州投資家、日本の投資家は...?

 今日はまさに夏のような天気ですね。朝からかなり気温が高かったように思います。このような天候だと気持ちがいいのですが、仕事をしているときにこれだと何か残念な感じがします...(笑)。しかし、天気がよいのは結構ですが、暑すぎるのも困ります。ちょっとわがままですね(笑)。

 そういえば、今日付の日経金融新聞に欧州でのコモディティ投資についての記事がありました。株式だけでなく、さまざまな投資家が参加しているとのことです。もっとも、欧州ではETCといって、コモディティ価格を背景にした上場証券が上場されており、これを取引することでコモディティへの投資を行うことができるという、非常に有利な立場にあります。個人投資家もかなりの方が投資し始めていると書かれていましたね。日本では先物市場しかないので、イメージから手を出さない投資家も多いように思いますが、結局はコモディティに投資するのかどうかが問題ですから、この点の認識をしっかり持っていただきたいですね。そうしないと、日本の投資家は株式市場だけでなく、コモディティ市場でも世界の潮流に乗れないことになってしまいますよ...。

 さて、今日のマーケットは面白い動きでしたね。特にプラチナは大きく下げた後は急速に値を戻しました。調整一巡と見るべきかどうか...。判断が難しいところですね。今晩の海外市場の動向もあわせて最終的な判断を行いたいですね。あと、今晩の注目はやはり米国石油在庫統計ですね。ガソリン在庫がどのような結果になるか...。今後の石油市場全体を占う意味でも重要な材料になりそうです。あとはゴム相場ですね。私の責任で発行している投資戦略レポートで唯一といってよいほど強く買いを推奨している銘柄です。昨年12月の安値での買い推奨から一貫して買いを推奨してきました。300円到達が目前になっていますので、手仕舞い売りも出やすいところですが、今日の切り返しはすごいですね。プラチナ相場の戻しが影響しているのは明白ですが、それでも堅調さは変わりません。今日の押し目は絶好の買い場だったのかもしれませんね(今朝のモーニングレポートで書いたとおりです)。


May 22, 2007
金融街は新たに作るべき!

 今日の日経新聞に、「日本橋・兜町に新金融街」という見出しの記事が載っていました。海外メディアでも取り上げていたので、そちらの記事を見ていましたが、金融庁が日銀のある日本橋から東証のある兜町に至る地域に国内外の金融機関を集めて、新しい金融街を作ろうとしているようですね。記事ではロンドンの「カナリー・ウォーフ」をイメージしていると書かれていましたが、正直なところかなり違いますね(笑)。カナリー・ウォーフには一度だけ行きましたが、ここはいわゆるシティからかなり離れており、地下鉄でもタクシーでも便利なところではありません。しかし、高層ビルが立ち並び、とてもきれいなところです。その一方、日本橋・兜町というとイメージが...。我々の会社の位置ではちょっと外れてしまいますが、この近辺は世界的な金融街と比較すると、ちょっとイメージに合わないですね。別の場所に全部新しく移してしまうか、いっそのこと新しい取引所を作って海外勢を呼び込んだ方がいいかもしれませんね。日本の投資市場の魅力が薄れていることが株価にも反映されているわけですし、別の発想で考えてみた方がよいと思いますが...。

 さて、今日のマーケットですが、プラチナが調整しましたね。それ以外の銘柄も総じて上値が重くなっています。それもそのはずで、すでに買われすぎになっている銘柄がほとんどですので、今は売り時といえます。個人的な注目銘柄のゴムも同様です。利益を確定できるものは、少しでも行っておくとよいかもしれませんね。問題はその後の動きでしょうが、今のマーケット動向を見る限り、材料に対する市場の反応がかなり鈍くなっている用に感じます。このような状況になってきたときには注意が必要です。なお、投資戦略等についてはレポートで確認していただければと思います。

 そういえば、今日は株価が堅調でしたね。一時軟調な動きに入りましたが、後場の後半から急激に戻しました。株価の一日の動きはさすがによくわかりませんが、マクロ的には非常によいタイミングにあると判断しています。コモディティ価格とのデカップリングが起きるようだと、面白いことになるかもしれません。最近の金価格は米国株が上昇しても上がらなくなっていますので、その可能性はないとはいえません。この点にも注意しながらマーケットを見ていきたいと考えています。


May 21, 2007
中国の動向に常に注目!

 週末はいかがでしたか...?私は相変わらずの野球のコーチでしたが、来週は中国出張で行けませんので、少し気合を入れてやってみました(笑)。それはそうと、早稲田の斉藤投手のピッチングはすごいことになっていますね。新人ですでに3勝ですか...。このペースでいくと、40勝ぐらいまで行きそうですね。東京六大学野球は一年間で最低でも20試合ありますが、4年間を通して勝ち続けるのは難しいところもあります。試合に全く出ることが出来なかった私が言える筋合いのものではないのですが(笑)、今の斉藤投手の勢いであればやれそうですね。ライバル校とはいえ、とにかく、故障せずに続けてほしいところです。ちなみに、早慶戦は満員になりそうとのこと。早慶戦のチケットは通常であれば野球部OBは入手しやすいのですが、今回は難しそうなのですでに諦めました(笑)。秋のシーズンにチャンスがあれば是非生で見てみたいですね。

 ところで、先週末に中国人民銀行(中央銀行)が外国為替市場での人民元とドルの1日の許容変動幅を基準値の上下0.3%から0.5%に拡大し、今日から実施するとの報道がありました。対ドルの変動幅拡大は2005年7月の人民元切り上げ以来初めてになります。今回、突然このような発表が行われたのは、22日からワシントンで開かれる米中戦略経済対話を前に、為替制度の柔軟化をアピールする狙いがあると伝えられています。徐々にではありますが人民元は上昇しており、切り上げから2年弱で人民元の対ドルで約5.7%上昇しています。一日の変動幅もすでに大きくなり始めていたため、今回の変動幅拡大自体は当然との声もあります。今回の措置について人民銀行は、「相場形成システムを一段と完全なものにする措置であり、大幅な変動や上昇を意味するものではない」としていますが、いずれ元向かうのは必至の情勢です。しかし、賢いのは急激な変化を避けながら相場を誘導している点です。日本の例などをよく研究しいるとされていますので、市場の混乱は避けられる可能性が高そうですし、今回の措置が円高につながることはないと考えてよさそうです。しかし、いずれ人民元が大幅に上昇するのであれば、ユーロや他の通貨を買うより人民元に投資することを考えた方がよいのかもしれません。

 さて、今日のマーケットですが、個人的に注目しているゴム相場が今日も堅調です。大引け間際では手仕舞い売りが出て高値から下げる動きになりましたが、290円をしっかりと維持しています。中国での買い遅れが指摘され始めており、東南アジアからの供給不足もあいまって、相場は上昇に向かう可能性が出てきているとされています。来週初めには上海先物取引所主催のフォーラムでゴム市場に関する講演を行います。ここでどのような情報交換がなされるかが楽しみです。また、6月には青島でゴム現物業者を集めて行われるフォーラムもあり、ここでも講演を行う予定です。こちらのほうがおそらくより現物市場に近い話が聞けると思いますので、いろいろ意見交換してみたいと考えています(知っている方がほとんどかもしれませんが)。しかし、中国語ができないので、いつも苦労しますが...(笑)。


May 18, 2007
影響力のある人同士が組むと市場は...?

 PIMCOのCIOで「債券王」として名高いビル・グロス氏が、グリーンスパン前FRB議長と契約したことが、本日付のウォールストリート・ジャーナル紙に掲載されていました。昨年の運用成績が振るわず(それでも平均値からわずか下だっただけですが)、注目されていたところでのニュースですので、いろいろな憶測があるようです。グリーンスパン氏は退任したあとも経済動向や金利動向に関して何度が発言し、それが市場に影響を与えていることで、市場の関心もまだまだ高いのが実態です。もちろん、バーナンキ現FRB議長はこれを快く思っていないでしょうけど...。グリーンスパン氏は、金利は今後上昇していくとしており、この見方を参考にしてポジションの構築を進めるのかもしれません。いずれにしても、海外ではこのような大物同士が手を組んで、市場を巻き込むことは日常茶飯事です。やはり世界の市場は米国の思惑で動いている...そう感じざるを得ませんね(残念ですが、事実ですね)。

 さて、マーケットですが、市場環境がかなり不安定になってきた感じがします。ボラティリティが高くなる可能性が高まっているといったほうがよいかもしれません。気になるのは、金と銅の価格の動きです(金と銅だけではおかしので、ついでに銀も入れておきましょう)。昨日の動きはちょっといやな感じですね。変なことにならなければよいとは思いますが...。特に昨日は原油価格が大きく上昇しましたが、金価格が大きく下げたところに何かヒントがあるのかもしれません。また、銀価格について過去の値動きパターンと比較してみたところ、今年はあまり強いパターンではなさそうです。これまで金に対して割高に買われてきた反動なんかもしれませんが、注意した方がよさそうです。また、銅市場は中国と一緒に考えられるケースが多いので、投資家の行動パターンには注意したほうがいいですね。あまり不安がってばかりいても仕方がありませんが、常に注目だけはしておきましょう。

 さて、ちょっと先で再来週の話ですが、5月28日に上海先物取引所主催のフォーラムで講演をします。そのため、28日と29日のモーニングレポートはお休みします。ご迷惑をお掛けしますが、あらかじめご了承ください。

 それではよい週末を!


May 17, 2007
OPECの発言に真実が....!?

 今日の天気はすごいですね...(笑)。土砂降りになったかと思えば、今度は一転して晴れです。今日は午前から外出で、ランチをして戻ってきましたが、その間の天気の変わり方はすごかったですね。これはよく考えると夏の天候パターンですね。もしかすると、夏の前触れでしょうか...。それくらいおかしな天気です。最近は地球温暖化の話がいろんなところで聞かれますが、その影響は確実に出てきているように思います。しかし、欧州各国が指摘するように、中国・米国がその気で対応しないと現在の問題は解決しないかもしれません。とにかく、まずエネルギーの無駄遣いをしないこと、これに尽きると思います。エネルギー効率を上げることで、石油価格の高騰を抑えることが出来ますし、一石二鳥です。もっとも、石油価格が下がると、オイルマネーが収縮して結局は金余り減少に終止符が打たれ、一時的な景気減速になるかもしれませんが....。

 さて、本日のマーケットです。昨日解説したゴム相場が今日も快調です。290円の節目はまだ重いようですが、これも時間の問題でしょう。他銘柄がやや不安定な動きをしているのですが、ゴム相場だけは個別の動きになっています。これこそがあるべき姿でしょうし、まさに昨日指摘したように、昨日の急変は急騰サインだったのかもしれません。いずれにしても、この動きが続くようだと、大相場につながる可能性も出てきます。期待してはもちろんいけませんが、トレンドが出てきた点は評価したいですね。

 一方、石油市場はやや軟調です。OPECとIEAの会合が開催されていますが、その前にOPECの代表団がコメントしたところでは、原油供給は潤沢との認識のようです。昨年11月以降のOPECによる減産で、OECD諸国の原油在庫はこの半年で1億6000万バレル程度減少しています。しかし、この数年の中でも多い水準であることに変わりないですし、原油供給が足りないわけではないですね。OPECが指摘するように、問題はむしろ米国のガソリンですね。製油所を作ってたくさん供給する体制を整えれば、いまのようなガソリン高はありえませんし、原油相場ももっと下の水準にあるはずです。IEAは、OPECは原油供給を増やすべきだと主張していますが、今回ばかりはOPECに分があるといえそうです。しかし、そのOPECも原油価格が50ドルを割り込んだ場合には、減産を行うと明言しています。そのため、今年は下げても40ドル台後半までかもしれませんね。


May 16, 2007
急変は近い将来の急騰サイン!?

 今日は最初からマーケットの話です。今日は何と言ってもゴム相場ですね。大引け間際になって急伸しました。石油相場の上昇が材料視された可能性がありますが、それだけではなさそうです。詳しい話は書けませんが、引き続き注目しておくとよいかもしれません。28日には上海先物取引所主催のフォーラムでゴム市場に関する講演を行う予定です。また、6月にも中国・青島で開催されるゴム市場に関する講演を依頼されています。青島では昨年も一度講演していますね。ちなみに、中国ではゴム市場の専門家としてかなり有名になっているようです。まさに、名前が一人歩きしている感じですね(笑)。それも昨年6月の天井と11月の底打ちをピンポイントで予測したからこそ。中国の方は予想が当たらなければ全く信用してくれませんが、あれだけピタリとくると、さすがに評価してくれますね。今年についてもいまのところは想定通り。ここからの相場観が難しいですが、このあたりは中国の方といろいろ話をしてから最終的に判断しようと考えています。

 一方、深刻なのは砂糖相場です。昨日のNY市場での下げ幅が大きいのに正直驚きました。当然、TGEではストップ安です。今日のNY市場次第ですが、いまのままだと明日もストップ安になる可能性があります。それにしても、急激な下げです。ファンド筋はNY市場ではすでに売り越していますので、さらに売り乗せることで利益を拡大させようとしているのかもしれませんね。もちろん、私が執筆しているレポートでは、3月からすでに売り推奨ですので、今回の下げでは大きな利益になっています。明日も下げるようだと利幅が拡大することになります。銘柄を分散しておくと、このような動きがあったときにしっかりと利益を上げることが出来ます。銘柄の分散は利益の獲得機会を増やす意味でも重要なのです。

 一方、株式市場はまだまださえません。イメージとしては上昇なのですが、市場参加者の資金が入ってこないことが大きいようですね...。また、海外の投資信託への投資も増えているようですし、なかなか日本株にお金を回すという動きは見られません。確かにパフォーマンスを見ていると仕方がないですが、もう少し活気があってもよいと思います。中国リスクは常にありますが、個人的にはむしろ今年の上昇相場に期待して、「押し目は常に買い」と考えています。余裕資金を持っておけば、急落時に安く買えますし、慌てないですみますからね。


May 15, 2007
新たな投資手法が必要!?

 昨日は国内の最大手銀行の投資部門の方が数名来社され、コモディティ市場の現状などについてのレクチャーを行いました。ちょうど一年前にも同じようなレクチャーをさせていただきましたが、これだけコモディティ市場の情報が伝わるようになると、金融機関の方が知らないことが少なくなっている感じがしました。もっとも、ちょっと深いところにはいるとさすがに現物周りからの情報がないだけに、臨場感のないところでマーケットを見ているジレンマなどもあるように感じました。コモディティ市場はなんと言っても現物市場です。金融商品化されても、投資家が入ってきても、基本的な価格形成の根本にあるのはやはり現物需給ですね。最近の原油価格がなぜ上昇しないのかを考えると、その点はよりクリアになるでしょう。2004年から始まった本格的なコモディティブームは明らかに一服しています。インデックス投資に妙味がなくなっているのも事実です。そのような中で、コモディティ市場への投資の意味や投資手法について今一度考えるべきときにきているのではないかと考えられます。いまも新しいコモディティ・インデックスが数多く設定されていますが、大きな差がないのが実態です。価格の上昇に賭けるのか、それとも違う手法で投資するのか、今後は投資手法によってパフォーマンスに大きな差が出てきそうです。

 さて、マーケットですが、総じてさえない展開になりました。ジョンソン・マッセイが発表したプラチナ・パラジウムに関する需給・価格見通しに注目していましたが、内容自体に新鮮さはなかったように思います。需給見通しも極端に強いという感じではないですし、今後はやはりETF需要次第でしょうか...。今年は残念ながらプラチナ・ウィークに参加できませんでしたが、来年は是非参加して、生の声を聞いてきたいと思います。

 本日は米CPIが発表になります。前回のFOMCではインフレに対する懸念が示されているだけに、結果次第では市場の動きが大きなものになりそうです。特に為替と株価に連動している金や非鉄金属の動きには注意が必要ですね。また、中国株が一方的に上昇しているだけに、その反動にも注意が必要です。昨年のプラチナ・ウィークに参加した際、ロンドンに到着した日の銅相場は大暴落となり、中国株も下げてこれが世界の投資市場を混乱に陥れたことは記憶に新しいところです。5月中旬は常に注意が必要のようです。心配が杞憂に終わることを願うだけです...。


May 14, 2007
需給統計に対する市場の反応は...

 今朝は朝7時18分からブルームバーグTVの日本語放送、7時30分から香港からの中継の英語放送に出演しました。朝6時前に車が迎えに来て、スタジオに向かいましたが、朝はさすがに車もすいていますね。今日は、日本語放送では先週末に発表された米農務省から発表された米国および世界の需給見通しと今後の価格動向について解説し、英語放送では原油と穀物市場について解説しました。穀物については、需給報告に対する市場の反応とデータの内容を見極めると少し違和感がありましたので、そのあたりについてコメントしました。データをどのように読み取るかはそれぞれの判断ですが、同じデータを見ても捉え方が異なるのが面白いところですよね。だからこそ、マーケットが成り立っているわけですからね。今後のデータの修正ごとに市場の反応も変わってくるでしょう。穀物相場は気が抜けない日々が続くことになりそうですね...。

 さて、今日のマーケットですが、先週末の需給統計の内容を受けてコーン・大豆が大幅高ですね。しかし、コーンは基本的には売りたいですし、大豆もすでに買われすぎですから、徐々に売りたいですね。もっとも、比価の面ではやはり大豆の方に魅力を感じますね。コーンの売り・大豆の買いはいずれワークするのではないでしょうか...?比価の修正には時間が掛かりますが、粘り強く見ていきたいですね。

 一方、株価は堅調ですね。米国株の上昇を受けて反発しました。不安感はありますが、米国株がこのまま5月を乗り切ることができれば、大きなトレンドが形成される可能性があると思います。あと2週間ほどで方向性が見えてくることになりそうですが、それまでは押し目を拾うことに徹したいですね。株式市場の見方については、毎週水曜日付けの株式市場新聞または金曜日のストックボイス(インターネットテレビ)で解説していますので、そちらも是非参考にしてください。

 今日はこれから国内の最大手銀行の投資部門の方が数名来社され、コモディティ市場の現状などについてのレクチャーを行う予定です。ちょうど一年前にも行いましたが、コモディティ市場に関する知識はすでに十分お持ちだと思いますので、今日はマーケットの見方や見通しを中心に弊社のアナリストである松永君と一緒に解説する予定です。こちらからは、金融機関の方のコモディティに対する投資スタンスなどを是非お聞きしたいと考えています。


May 11, 2007
月曜日はブルームバーグに出演します

 ゴールデンウィーク明けの一週間が終わりました。今週は暑い日が多く、夏のような感じでしたが、これからは徐々にそのような季節になっていくでしょう。オフィスにこもって仕事をするのが少しずついやになる季節ですが、ここは我慢して(?)頑張るしかありません(笑)。

 ところで、今朝のテレビ東京のモーニングサテライトで、日経新聞朝刊の紹介をするコーナーで、私のコメントが取り上げられていたそうですね。先日記者の方から、コーン相場の見通しについてコメントを求められたのですが、それが今朝の日経金融新聞の2面に掲載され、それが取り上げられていたようです。自分の携帯電話がワンセグ対応なので、出勤の際には電車の中ではいつもモーニングサテライトを見ているのですが、あまりに電波の調子が悪くて最近は見ることがなくなっていたので、見るチャンスを逃してしまいました(笑)。詳しい話は新聞かテレビ東京のホームページ、さらに本日付のウィークリーレポートでも解説していますので、そちらもあわせて見ていただくとよいかと思います。いずれにしても、今日の需給報告はビッグイベントです。内容次第で穀物相場は大きな動きになりそうです。

 一方、マーケットですが、昨日の米国株の下落が大きいですね...。いずれ調整するとは見ていましたが、下げたときの影響が大きいですね。日本株は暴落ですし、メタル相場も軒並み下げています。最近は米国株とメタル相場の連動性が高いので注意が必要です。昨年のようなパニック売りが出る可能性が低いとは思いますが、調整が長期化するリスクは残ります。日本株についても、米国の投資家はあまり強く見ていないようですので、こちらについても注意が必要かもしれません。とにかく、市場が懸念しているときが絶好の買い場です。今日のようなSQ算出日に下げたところは買いで上手くいくケースが多いので、結果的に今日は買い場だったかもしれませんね...。来週のマーケットで確認しましょう。

 来週5月14日(月)の朝7時18分からブルームバーグTVに出演します。本日発表される米国の穀物需給統計の内容を受けたマーケットの見通しについて解説します。その後、続いて7時30分から英語放送にも出演し、原油と穀物市場について解説します。出勤前にお時間がある方は是非ご覧ください。

 それではよい週末を!


May 10, 2007
ドル高基調とメタル相場に注目!

 昨日は暑かったですね。夏になったかと思いました(笑)。暑くなるのが毎年早くなっているような気がするのは私だけでしょうか...。これでまた急に寒くなると体調を崩しやすくなるので注意が必要ですね。

 さて、マーケットですが、昨日の米国石油在庫統計は弱い内容でしたね。これまでのような一方的なタイト感は徐々に解消されつつあるように思います。今回のガソリン価格の上昇にはさまざまなファクターが絡み合っているのですが、これを紐解いていくと今後のポイントも見えてくるのではないかと考えています。原油については強気になりにくい状況ですが、ガソリンはまだ楽観できないのも事実だと思います。この二つの市場がどのように関係しあうのか、これが今後の注目点ですね。

 それ以外では為替とメタル相場にも注目したいところです。昨日のFOMCではインフレに対する懸念が示されたことで、利下げ期待がやや遠のきました。これが結果的にドル買いにつながっており、ユーロの下げが誘発されています。そのため、金相場は下げているわけですが、今日のロンドンオープンでは680ドルの節目を割り込んでいます。調整色がやや強くなる可能性もありますので、この数日間は注意が必要ですね。それ以外ではニッケル相場に注目しています。5万ドルまで上昇してきましたが、私の今年の予測は6万ドル。まだ上昇余地があると見ています。ただし、今はメタル相場が全体的に買われすぎなので、まずは調整が優先されるでしょう。上昇するとすればその後になると見ています。

 昨日もお知らせしたように、5月14日の朝7時18分からブルームバーグTVに出演します。こちらでは11日に発表される米国の穀物需給統計の内容を受けたマーケットの見通しについて解説する予定です。その後、続いて7時30分から英語放送にも出演することになりました。こちらは原油と穀物市場についての解説です。出勤前にお時間がある方は是非ご覧ください。


May 9, 2007
強材料にも反応薄だが...

 今日はまた一段と暑いですね。これでは温暖化どころではありません。しかし、最近はマスコミも地球温暖化などに関するネタを常に取り上げていて、情報も入るようになりましたね。今日は私もずっと米国の石油およびエタノール関係のデータを収集していろいろ考えていました。7月横浜で開催されるバイオ燃料フォーラムの講演資料の締め切りも近いですし、26日からは上海出張もあったりで、ちょっと忙しくなってきましたね。

 さて、マーケットですが、今日はあまり目立った動きにはなかったですね。その中でも注目されるのが株価かもしれません。日経平均株価は昨日、一昨日の高値を超えましたので、4月17日の高値を超えると6月に向けて19000円を目指す動きに入るかもしれません。やや買われすぎ感が強まっている点が気になりますが、このあたりをどのようにこなすのかにも注目したいですね。景気指標はまだ上向きとはいえませんが、本日発表になった景気先行指数は50%を下回っていますが、悪化傾向は避けられましたので、今後も注目していきたいですね。

 コモディティ市場は今日の米国石油在庫統計、11日の米国穀物需給報告が注目材料ですね。それぞれマーケットの転換点が近づいている感じがしますので、これらの材料をきっかけにトレンドの大幅な転換もあるかもしれません。現在のマーケット環境は買い方にとっては決してよいものではありません。強材料にも反応が鈍くなっているのは大いに気になる点です。これらの材料に対する市場の反応を見た上で最終的な投資判断をしても十分間に合うでしょう。ポジションが偏っているだけに、弱材料が出たときの市場の反応には特に注目です。

 5月14日の朝7時18分からブルームバーグTVに出演することになりました。11日に発表される米国の穀物需給統計の内容を受けたマーケットの見通しについて解説する予定です。出勤前にお時間がある方は是非ご覧ください。


May 8, 2007
コーンの作付け進捗の影響は...

 今日は気持ちのよい天気ですね。朝方は曇り気味で天気予報は外れるかと思いましたが、昼に外に出るとまさに初夏というか、夏に近いくらいの気温ですね。まだ風があるから気持ちいいですね。今日のような天気になると、気分も乗ってきます。ただし、マーケットに対しては冷静さを失わないように、トレンドやあらかじめ決めておいた戦略に忠実にトレードするようにしたいですね。

 さて、マーケットですが、関心はやはりプラチナにあるようです。場中に株価が下げたときに円高になり、これを受けて一時急速に下げましたが、それでも値を戻してプラス圏で推移しています。買い圧力が強いと言わざるを得ないですね。しかし、スポット相場はまだ高値を超えていませんので、注意が必要です。というのも、銀のETFが上場されたときには、上場前日が高値でしたからね...。その後も上場前の高値を一度抜いただけで、いまだに回復していないことを考慮すれば、プラチナに対しても楽観的になりすぎるのもリスクがありますね...。むしろパラジウムのほうが興味深いと思いますしね。

 それ以上に注目しているのが穀物です。コーンの作付けがかなり進んでいるようですね。一時は例年の水準から大幅にヒバインドでしたが、かなりキャッチアップした感じです。このペースでいけば、少なくとも咲く付けしなければならない時期には作付けができそうです。問題は作付け遅れによるイールドの低下ですね...。このあたりはもう少し見てみないとなんともいえません。大豆相場にも影響がありますので、ここは冷静に見ていきたいですね。

 ところで、今日は「コモディティ投資戦略マンスリー5月号」のWEB版を収録しました。RIGOOに掲載されますので、是非ご覧ください。


May 7, 2007
明暗が分かれる動きに...

 ゴールデン・ウィークが終わりました。いよいよ本格的な5月相場の始まりです。マーケットは昨年5月に大幅な調整を見せましたが、今年はまだその予兆はありません。米国株が好調であることから、楽観的になりたくなります。しかし、常に言っていることですが、マーケットの変調は短期間で起きます。備えだけは常にしておきたいものです。

 今日のマーケットは強弱が非常にはっきりしていましたね。というよりも、石油銘柄だけが蚊帳の外という結果になっています。メタル相場、穀物相場が大きく上昇し、最近低迷していたコーヒーや砂糖も堅調です。特に目を引くのがプラチナですね...。ETF上場という材料は価格を押し上げるのに十分だったようです。来週にはジョンソン・マッセイ社が見通しを発表します。どのような内容になるか、また市場関係者の反応はどうか、非常に興味があります。今年はいろいろ事情があって、ロンドンで開催されるプラチナ・ディナー・ウィークには参加できませんが、いろんなところから情報を取りつつ、私なりの見方を固めたいと考えています。一方、原油相場は元気がないですね...。海外メディアもこの点を聞いてきました。現在の原油相場を取り巻く環境を考慮すれば、下げにくいはずですが、なぜこのような動きになっているかを冷静に考える必要がありそうです。私なりに結論めいたものはありますが、その見方が正しいのかどうか、いずれにしても年内にははっきりするでしょうね...(すでにレポートなどで繰り返し述べていることではありますが)。

 株式市場の方は予想以上に堅調ですね。5月に一旦調整してから上がるのかと思いましたが、米国株の上昇をようやく素直に好感する動きになってきました。日経平均株価は先日つけた17200円水準が底値になったとすれば、6月末までに19000円近くまで一気に上昇するかもしれません。そうなれば、年末までには2万円の大台超えも十分狙えます。今年は米国株・日本株ともに強気で見ていますので、正直なところどの水準でも買いでよいと思っています。とくかく乗り遅れないことが大事ですね。


May 2, 2007
連休中のドルの行方は...

 今日は最高の天気ですね。明日からゴールデン・ウィークの後半ですが、天気がよいといいですね。私は結局毎日野球のコーチです。すべての日に試合が入っているので、忙しい4日間になりそうですね...。それでも4連休の最終日はゆっくりとおいしいものを食べることにしました。時間があれば、東京ミッドタウンや新丸ビルなどの新名所も見に行きたいですね。混んでいるでしょうけど、それもまたいいかなぁと思います。ちなみに、HPで東京ミッドタウン内のレストランに電話してみましたが、予約が取れないどころか、電話さえつながりませんでした...。ものすごいことになっていますね(笑)。

 さて、マーケットですが、注目点は為替相場です。昨晩から徐々に進んでいたドル高の動きが強まりつつあります。ドル円相場は東京時間帯では一時120円台に入りました。今年は最低でも125円まで上昇すると見ていますので、今の動きはまだ初期段階と見ています。また、ユーロの天井については1.3610ドルレベルで考えていましたので、概ね想定通りです。しかし、6月までにECBの利上げが想定されているだけに、これでユーロ高の動きが本当に終わったのかどうかの判断は難しいところです。ただし、利上げはかなりの部分をすでに織り込んでいることも事実ですし、米国の昨日のISM指数が予想以上に強かったことを考慮すれば、ドル高基調に向かう可能性は決して低くないと思いますね。今週は海外で重要な経済指標の発表が目白押しです。週明けのマーケットがどのようになっているか、楽しみです。

 一方、コモディティ相場ですが、ゴムが上昇してきましたね。RIGOO会員の方にはすでに先週末でお知らせ済みの投資戦略がこのまま上手くいけばいいですね。問題はむしろ穀物相場かもしれません。この数日間で米国中西部の作付けが進んでいるのかどうか...。目で確かめることができないのがつらいところですが、こちらは週明けの進捗状況を待ちましょう。

 明日から4連休です。海外マーケットはもちろんオープンしていますが、あまりに気にしても仕方がありません。ゆっくり休んで週明けのマーケットに備えることにしましょう。

 それでは楽しいゴールデン・ウィークを! (次回の更新は5月7日の予定です)


May 1, 2007
株価は調整局面入りの可能性...

 この3連休はいかがでしたでしょうか?昨日は天気もよく、お出かけになった方も多かったのでは...。今日と明日はゴールデン・ウィークの谷間になりますが、それでもマーケットはオープンしていますので、しっかりとフォローしておきたいと考えています。

 実は、このコーナーは今日で1111回目です。すでに1100回も超えていることに、自分でも驚きますね。継続することで私の考えや投資スタンスなどをお伝えできるので、これはとてもすばらしい機会であると考えています。また、レポートのほうもすでに1500回を超え、海外向けの英語版レポートも200回を超えています。回数が多ければよいというものではないのですが、いまのところ投資戦略の結果も良好ですので、このスタイルを継続していきながら、投資家の皆さんの投資戦略の決定および資産運用の一助になればと考えています。

 さて、今日は株価が下げていますね。この時期は本当に気をつけなければなりません。毎年のことですが、ヘッジファンドの決算などを理由に下げ圧力がかかりやすく、また市場参加者もそのような理解をしているのでどうしても買いが入りづらくなります。日本株はただでさえ調子がよくないので、大きく下げやすい地合いが続いています。サイクル面ではすでに4月17日に高値をつけた可能性が高まっており、いまのままでいくと5月15日から30日に16500円程度まで下げる可能性がありそうです。一応このあたりが目処と見ていますが、オーバーシュートして16200円近くまで下げるかもしれません。このような展開になる可能性が高いことを念頭に入れながら、買いのタイミングを探っていきたいところです。今週は米国で重要経済指標の発表が相次ぎますので、その内容にも注目しておきましょう。

 なお、コモディティ投資に関する戦略については、「コモディティ投資戦略マンスリー5月号」を参照してください。また、今週の「コモディティ投資戦略ウィークリー」は休刊とさせていただきます。あらかじめご了承ください。



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